2025.10.17 本作関連・東京芸術劇場 社会共生セミナー 10月28日(火)オンライン開催
東京芸術劇場では本作の上演に関連して社会共生セミナー「舞台『TRAIN TRAIN TRAIN』と考える、アクセシビリティとこれからの舞台の楽しみ方」を開催します。
あらゆる人にひらかれた劇場、あらゆる人が享受できるアーツをめざして
障害者と健常者、ろう者と聴者など、人々を区分し、マイノリティを外側に押しやりがちな社会に私たちは生きています。
違いを肯定する眼差しを持ち、他者を認め合い、誰もが生きやすい社会をつくるには、どうすればよいでしょうか。
東京芸術劇場ではこうした社会課題の解決と共生社会の実現を目指して、皆さんとともに学び考えるセミナーシリーズを開催しています。
今回の社会共生セミナーでは
11月26日 (水) ~11月30日 (日) に東京芸術劇場プレイハウスにて上演される舞台『TRAIN TRAIN TRAIN』を題材に、アクセシビリティの再構築と、ろう者の芸術表現「サインミュージック」の実践がもたらす舞台芸術の可能性について考えます。
第一部では、「アクセシビリティ=鑑賞サポート」という固定観念を越え、創作段階から多様な視点と感性で舞台芸術をひらく“現在進行形のアクセシビリティ”の実践事例を紹介。
第二部は、本作のテーマにもなっているミュージックの語源「MUSICA(ラテン語)」を軸に、多感覚的に楽しむ舞台の可能性について考えます。
ろう者の芸術表現であるサインミュージックの実践アーティストに加え、舞台『TRAIN TRAIN TRAIN』の振付家・演出家、そして音楽家も登壇し、それぞれの視点から、異なる文化がどのように響き合いながら新たな表現を生み出し、多様な舞台の楽しみ方・受け取り方をする観客に向けて舞台芸術を届けていけるのかを語り合います。
※手話通訳・文字通訳付き
プログラム
第1部:「現在進行形のアクセシビリティ」の実践
登壇者:栗栖良依
第2部:感じる音楽、響きあう表現―これからの舞台の楽しみ方
登壇者:Sasa-Marie、森山開次、蓮沼執太
モデレーター:栗栖良依

